いつかまた、青空の下で。

奈良、関西、金沢、東京と生活の拠点を移しながら、様々なよしなしごとを綴ります。

テレビの「ウソ」に要注意(日経レストランより)

昨今は健康ブームで、私もサプリメントを購入したり、健康関連のテレビ番組を見ることがあります。そんな中、「日経レストラン」 のニュースに次のようなものがありました。

テレビの「ウソ」に要注意、 氾濫する健康情報を鵜呑みにするな!

実は私も複数のサイトで、テレビの健康関係の番組を盲信しないように、 あくまでも娯楽番組として捉えるように、と言う意見を目にしてから以前ほど見なくなっていました。ここに紹介されている 「みのもんた」氏の番組は当初から信じていなかったものの、関西テレビ制作の「あるある大事典」などは結構好んで見ていたのですが・・・。 こちらの記事に書いてあることが真実ならば、視聴者も本当に気をつける必要がありますね。最近で言えば「あるある大事典」などで「寒天」 が紹介されたおかげで寒天やところてんが飛ぶように売れています。寒天に関して言えばそう「うそ」はないように思いますが、 売れ方のすごさを見ているとテレビの影響力が以下に強いかを思い知らされ、恐怖すら感じます。

その一方でテレビ局の関係者も健康に関する番組については「娯楽番組」として制作しないようにお願いしたいです。 下手をすると人の生き死ににもかかわってくることですから。健康食品とは直接関係ありませんが、今でも「血液型による性格分類」 など一見科学的に見えて全く根拠のないエセ科学がテレビ番組として堂々と放送されています。世界的に見ても、 血液型で性格などが分類できる、という話が流れているのは日本と韓国だけ (しかも韓国も日本の影響なんだそうです)なのに、 さもそれが世界的に一般的で科学的な根拠があるような作り方をされているのは本当に納得がいきません。もし、 本当に血液型で性格が異なるのなら、ABO型以外のRh型やMN型その他多くの血液型も考慮しなければなりませんし、A、B、AB、 O型以外の血液型の人はどうなるのか、骨髄移植などで血液型が変わった人はどうなるのかなども考えないといけなくなります。とにかく、 番組として視聴率が取れるから面白おかしく放送するのだけは絶対にやめてもらいたいと思います。