青空の下で

奈良、関西、金沢、東京と生活の拠点を移しながら、様々なよしなしごとを綴ります。

ついに関西も人口減に・・・

今日(日付が変わっているので昨日ですね)の日経新聞の一面トップは「関西圏、初の人口減少」でした。関西出身の私としては穏やかでない内容です。記事の趣旨としてはついに都市圏も人口が減少し始めた、ということなんですが、三大都市圏の中で一番最初に減少したのが関西圏、という事実に寂しさを感じてしまいます。

様々な分野でトップの首都圏はともかく、中京圏よりも早く人口減になった、という事実は関西圏の現状を物語っています。自動車などが好調で、工業出荷額はすでに中京圏が関西圏を上回っていますし、企業の状況、そして社会を見ても中京圏のほうが元気に見えます。なによりも、大阪が本社であった企業がどんどん東京に本社を移転しているのに対して、中京圏の会社は名古屋などにふんばっているように思います(日経も関西圏から首都圏への本社移転も一因と指摘していました)。企業経営の観点からすれば東京に移る方がメリットが大きいのは認めますが、もう少し創業の地に対する敬愛の念があっても良いと思うのですが・・・。私がかつて所属していた会社のグループもほとんどの企業が本社を東京に移してしまいました。かつて大阪・中ノ島あたりは「住友村」なんて呼ばれていたんですけどね・・・。

とはいっても、現在の日本において、官僚と政治家が「支配」する東京に本社を移転するメリットがあるのも事実なんでしょう。世界的に見てもこれだけ首都(日本の場合東京)に企業や人口が集中している先進国は稀(お隣の韓国ぐらい?)だと良く聞きます。しかもこの傾向はさらに進んでいるようです。東京から遷都するのは無理だとしても、せめてこの流れを緩やかにしないと日本はどんどん「いびつ」になって、日本全体の競争力を失わせてしまうことになる気がしてなりません。ひょっとしたらもう手遅れかもしれませんが・・・。

とはいうものの、私自身が関西を離れ今は東京都民という事実は説得力がないかもしれませんね。これが現実です。ただ、関西を離れてしまった今も、関西への愛着は変わりませんし、関西が再び輝くためのお手伝いがもしできるのなら、喜んで手伝わせていただきたい、と心から思っています。でも、こんな私にもできることはあるのだろうか(苦笑)。