いつかまた、青空の下で。

奈良、関西、金沢、東京と生活の拠点を移しながら、様々なよしなしごとを綴ります。

東久留米駅の駅構造。

最近、東久留米のことを書く機会が少ないので、ちょっと軽い話題を振ってみます。

私もどこかで(たぶん、2ちゃんねる(苦笑))で、読んだのですが、 西武池袋線東久留米駅は現在上下各1編成ずつ停車できるようになっているのですが、 本当は上下各2編成ずつ停車できるように設計されており、清瀬駅などと同様に緩急接続 (普通電車と急行など優等電車の乗り換えができる)ができる構造になっているそうです。

その証拠に、西口のトンカツ屋さんやパン屋さんの仮設店舗を取り去り、東口の中途半端な駐車場を取り除いたら、 それぞれ線路が引けそうでしょう?ちゃんと、駅に架かっている橋も対応した形になっていますし。 東久留米が4線になり緩急接続ができるようになると乗客にどの程度メリットがあるか、私にはわかりませんが、 逆に今年のダイヤ改正時に一部で噂になった、東久留米駅に快速が止まらなくなるかも、 なんていうことが現実になる可能性が今後も出てくることが予想されます。

用地買収もほぼ終わっていて、すぐにでも着工できそうな雰囲気なのになぜ実現しないのか。いろいろな意見もありますし、 いろいろな噂も耳に入ってくるのですが、一番真実味があるのが「4線対応にすると北口が廃止されるため、北口に近い住民・ 商店が反対している」というものです。もう一度駅の構造を見てもらえばわかるのですが、 上り線にもう1本通そうとした場合、見事に北口を通ることになります。おまけに、そこに線路が通るわけですから、 今のような出口は作れません。そうなると、住民はともかく、商店は死活問題になる、というわけです。 確かに北口が廃止になれば人の流れが大きく変わる可能性はありますし、 そうなると北口周辺の商店は売り上げ激減の可能性もあるかもしれません。

ただ、それでも私個人は現状の北口を廃止すべきだと思っています。 現在の北口は改札も無人で駅員の目も届かなくなっています。以前、ある青年が堂々と改札を跨いで入構する光景を目撃しました(ただ、 到着駅でどのようにしたかは?ですが)。駅員の増員が実現できない以上、あの構造では抑止しきれないと思います。それに、北口廃止による、 人の流れの変化に関しても、外の通路を工夫することによって現象を抑えることは可能だと思います。 例えば現北口近辺にまでペデストリアンデッキを伸ばす、とか、東口の駐車場を線路として確保した残りの部分を歩行者用通路をつくり、 人を流れやすくするなど・・・。

まあ、私が個人的に述べても膠着状態はおそらく変わらないでしょう。ただ、 興味があったら東久留米駅を利用するときにでもホームの裏を覗いてみてくださいね。