いつかまた、青空の下で。

奈良、関西、金沢、東京と生活の拠点を移しながら、様々なよしなしごとを綴ります。

松の内の期間。

毎日新聞に面白い記事が載っていました。

日本郵政:「まだ年賀状」に異論 4年連続減少で起死回生策、18日まで販売続行

この記事の趣旨は、日本郵政は18日まで年賀状を販売している、と言う事なんですが、僕が着目したのは「松の内の期間」でした。記事によると、

そもそも新年のあいさつである年賀状は、いつまでに出したり受け取ったりするのか。「京の儀式作法入門」などの著書がある儀式作法研究家の岩上力さんは「年賀状は松の内までに出すのがマナーだ。松の内は関東地方は7日、京都など関西圏では15日なので、販売期限が15日までならまだおかしくないかもしれない」と指摘する。

 岩上さんによると、16日から節分(2月初旬)までは「寒中見舞い」になる。「年賀状という日本の伝統を後世にきちんと伝えるためにも、18日までの販売は根拠が分からないし、いかがなものか」と苦言を呈する。

とあります。実は、関東の知人と寒中見舞いに書き換える時期の話をしていたんですが、関東では8日から、というんですね。僕は松の内は正月だから16日から、と言っていたんですが、結局は風習による違いのようです。

これだけ地方間の行き来が増えると風習の違いで、不思議に思う事が多くなりそうですね。例えば、お盆(関東は7月13~16日、関西は8月13~16日)、お中元(関東は7月上旬、関西は8月上旬)など、いろいろありそうです。そういえば、関西は地蔵盆っていうのもありますが、これも関西だけ、と聞いた事があります。今はテレビでも紹介されているように風習の違いはかなりありそうなので、相手に失礼の無いように、ネットなどで、ある程度の下調べをしておく必要がありそうです。

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